東大駒場量子情報理論研究室のページにようこそ!

髙木研究室では、物理学、情報科学、計算科学それぞれの視点を横断的に用いながら、量子系の本質的な性質を操作的な観点から明らかにすることに興味を持ち、主に量子情報理論の基礎的な研究に取り組んでいます。 量子情報分野の問題に幅広く興味を持っていますが、特に力を入れている研究トピックとして

  • 量子リソース理論

  • 量子エンタングルメント理論

  • 量子熱力学

  • 連続自由度系の量子情報理論

  • 量子誤り訂正・抑制理論

  • 量子アルゴリズム

があります。研究議論や研究室見学などご興味ありましたらお気軽に ryujitakagi.pat[at]gmail.com までご連絡ください。

ニュース

2025 8月 渡邉さんが物性夏の学校において、分科会優秀発表賞を受賞しました。おめでとうございます!
2025 8月 マジョライゼーション理論を連続的なquasiprobability distributionに拡張し、その応用を議論したオリバーさんの論文がarXivに投稿されました。Twesh Upadhyayaさん、 Zacharie Van Herstraetenさん、 Jack Davisさん、 Nikolaos Koukoulekidisさん、 Ulysse Chabaudさんとの共同研究です。
2025 8月 量子状態の不可逆性と量子チャネル実装のリソースコストの間のトレードオフ関係を明らかにした論文をarXivに投稿しました。田島裕康さん、山口 幸司さん、倉持結さんとの共同研究です。
2025 5月 Dynamic programmingの量子的拡張を導入した論文がPhysical Review Lettersから出版されました。Nanyang Technological University SingaporeのJeongrak Sonさん、Marek Gluzaさん、Nelly Ngさんとの共同研究です。
2025 5月 今年3月まで当研究室に所属されていた三橋さんのrandom unitaryに関する論文がPhysical Reivew LettersPhysical Review Aから出版されました。